今回ご紹介するのは元プロボディビルダーで、1988年から2001年まで、計13回にわたってアメリカ最高峰のボディビル大会「ミスター・オリンピア」に出場。
うち2回は準優勝を果たすという驚異的なレコードを持つショーン・レイさんです。
そんな彼が、現役時代どんなトレーニングおよび食事をしながら、その身体を作っていたのかをプロフィールや経歴と共に見ていきましょう。
ショーン・レイのプロフィール
Arnold Sports Festival Returns March 5-8th to Columbus, Ohio!@ArnoldSports @Schwarzenegger @BrentLaLonde @MattLorz @DavidBaye @LorimerBob @KevinLevrone2 @IFBB_ProLeague pic.twitter.com/DYPIcF4mxp
— shawn ray (@sugarshawnray) February 23, 2020
- 名前:ショーン・レイ
- 本名:ショーン・レイ
- 年齢:54歳
- 身長:170cm
- 体重:93kg(オンシーズン)102kg(オフシーズン)
- 出身:アメリカ・カリフォルニア州フラートン
- 家族構成:長女・次女
- チャンネル登録者数:56.3万人
ショーン・レイの経歴
- トレーニング歴:3?年(詳細不明)
- 大学入学後にジムに通い始めたことから、筋トレを開始
- それから数か月後、19歳で地元のボディビル大会に出場し、2位を獲得
- 同年「California Gold Cup」に出場し、見事優勝
- その後も数々の大会を制し、22歳の時に開催された「 National Championships」で優勝したことがきっかけでプロカードを獲得
- 翌年1988年に23歳で「ミスター・オリンピア」に初出場すると、そこから2001年まで合計13回同大会に出場
- 現在は引退し、トレーニング関連のDVDや本の出版のほか、自身の名を冠した大会のプロモートなど、多方面で活躍している
それでもそこから36歳まで自分の身体を徹底して管理するストイックな生活を続けたんだから、そういう意味では年齢なんて関係ないよね。
大会成績
- 1983:「California Gold Cup」優勝
- 1984:「Mr. Teenage Los Angeles 」優勝
- 1984:「Teenage Mr. California」優勝
- 1985:「Teenage Mr. Orange County」優勝
- 1985:「Teenage National Championships」優勝
- 1985:「Jr. World Championships」優勝
- 1986:「Jr. National Championships 12thPlace Light heavy」優勝
- 1987:「Mr. California (Lightheavy & Overall)」優勝
- 1987:「National Championships (Lightheavy & Overall)」優勝
- 1990:「Pro Ironman Champion」優勝
- 1990:「Mr. Olympia」3位
- 1993:「Mr. Olympia」2位
- 1994:「Mr. Olympia」2位
- 1996:「Mr. Olympia」2位
- 1997:「Mr. Olympia」3位
にも関わらず、コンテストでガンガン優勝しまくって、トレーニングしだしてからわずか4年でプロカードを獲得したんだから、これはもう「天性の才能」としか言いようがないよね。
ショーン・レイの筋トレ方法
つづいてショーン・レイさんの筋トレ方法について。実際にどのようなメニューの筋トレ方法を行っているのか見ていきましょう。
ショーン・レイさんのトレーニングには、筋肉を刺激に慣れさせないようにするために、日によって種目や順序を変える・セット数や回数を変えるなどの特徴があるほか、1回のトレーニングにつき何と3~4時間もかけるという「超」が付くほどのハードワークなんですよ。
このことを踏まえながら、彼のトレーニングを部位別に見てみると・・・
腕トレメニュー
- ライイング・トライセプス・エクステンション:回数は決めず6セット
- プリーチャーカール(上腕二頭筋・上腕筋・腕橈骨(わんとうこつ)筋
- ダンベルカール(上腕二頭筋・上腕筋・腕橈骨筋)
- ケーブルプレスダウン(上腕三頭筋)
- スカルクラッシャー(上腕三頭筋)
ちなみに、腕を太く見せる役目っていうのは二頭筋より三頭筋の方が担ってるから、おそらく三頭筋の種目は二頭筋のそれよりもセット数・レップ数共に多くやってると思うよ。
胸トレメニュー
- インクラインダンベルベンチプレス(大胸筋上部・三角筋前部)
- ベンチプレス(大胸筋・三角筋前部・上腕三頭筋・前腕筋)
- ダンベルフライ(大胸筋・三角筋・上腕三頭筋)
- ケーブルクロス(大胸筋上部・中部・下部)
今初めて知ったよ!
背中トレメニュー
- ライイング・トライセプス・エクステンション:回数は決めず6セット
- 懸垂(広背筋・僧帽筋・大円筋・上腕二頭筋)
- ワンハンドロウ(広背筋・僧帽筋下部・僧帽筋中部・三角筋
- 菱形筋(肩甲骨の間に ある筋肉)・大円筋(脇下にある筋肉)
- ケーブルロウ(広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋)
- ベントオーバーロウ(広背筋・僧帽筋)
- ビハインドネックラットプルダウン(広背筋・大円筋・上腕二頭筋・僧帽筋)
特に、女性から頼りがいのある男に見られたいなら、背中のトレーニングは必須だよ。
ショーン・レイの食事方法を紹介
ここではショーン・レイさんの食事方法について見ていきましょう。
ショーン・レイさんの食事の特徴としては、オン・オフシーズン問わずいつでもコンテストに出れるようなストイックな食事を心がけており、唯一オンとオフで変えていたのは食べる量だけだったようです。
「オンとオフでは食事内容をガラッと変える」というボディビルダーが多いことを考えれば、彼のようなケースはとても珍しいんです。
このことを踏まえながら、ショーンさんの食事メニューを見てみると・・・
- 卵白10個・ 卵黄3個・オートミール・牛ステーキ・全粒粉パン
- 牛ステーキ・ベイクドポテト・ナッツ
- 鶏むね肉・白米・アーモンド
- 牛ステーキ450g ・ パスタ・マッシュルーム
- 卵白12個・全卵1個・オートミール・バナナ・いちご
- 全粒粉パン2枚・ジャム・ピーナッツバター
となっています。
これはあくまでも僕の憶測だけど、トレーニングの欄に書いてあったように彼は1回のトレーニングにつき3~4時間っていう凄く長い時間を費やすから、せめて1日の締めの食事ぐらいは糖分補給として甘い物を食べないとやってられなかったんじゃないかな。
ショーン・レイのプロテイン
次にショーン・レイさん愛用のプロテインについて。これも皆さん気になるところだと思います。ショーン・レイさんはプロテインについても動画をあげていますのでまずは動画をチェックしましょう♪
G6スポーツ ニュートリション・プロリフィック・アイソレート
- チョコレート味
- バニラ味
- ラズベリージェラート味
- チョコレートピーナッツバター味
【ポイント】
・たんぱく質含有量が25g
・グルテン・ラクトース・大豆不使用
・筋トレ後に飲むと、筋肥大に最適
そういう意味ではこのプロテインはバッチリなんじゃないかな。
まとめ
アマチュア時代から数々の大会で優勝し、プロとなってからは優勝こそできなかったものの、ミスター・オリンピアに計13回出場という偉業を成し遂げたショーン・レイさん。
そんな彼の驚異的な肉体を作り上げたのは、1日3~4時間に及ぶ「超」が付くほどのハードトレーニングと、オン・オフ共に変わらないストイックな食事だったことが判りました。
引退した現在もトレーニングに関する本やDVDを出版したりなど、フィットネス関連で活躍し続けているあなたに元気をもらい、日々の活力にしている人達のためにも、これからも元気な姿を見せ続けて下さい!