今回ご紹介するのは、ボディビルダーのロニー・コールマンさんです。
筋トレを行っている人で「良い意味で人間離れしたムキムキの体型に憧れる!」という人であれば、1度は彼の名前を聞いたことがある、もしくは、YOUTUBE動画などでその筋トレ風景を見たことがあるのではないでしょうか。
ロニー・コールマンさんの肉体はまさに「筋肉の塊」と呼ぶにふさわしいもので、ボディビル界において世界最高峰の大会と言われている「ミスターオリンピア」において、あの「シュワちゃん」ことアーノルド・シュワルツェネッガーさんでも成し遂げられなかった怒涛の8連覇を達成した凄い人なんですよ!
なんてったって、「ミスターオリンピア」8連覇という前人未到の記録を打ち立ててるんだから。
ちなみに、彼は2007年に競技を引退したんだけど、現役時代の無理がたたって股関節を痛めて今は人工関節になっちゃってるんだ。
それでもめげずに昔から通っているジムで頻繁にトレーニングしてるんだよ。
カッコイイよね!
人工関節になってしまってもなおトレーニングを継続するというそのガッツには、素直に頭が下がる思いです。
では、そんな彼が日頃どんな筋トレを行い、どんな食事をしているのか、プロフィールや経歴と共に見ていきましょう。
ロニー・コールマンのプロフィール
名前:ロニー・コールマン
本名:ロニー・ディーン・コールマン
年齢:55歳
身長:180cm
体重:149kg
出身:アメリカ・ルイジアナ州モンロー
大学:ルイジアナ州グランブング州立大学
チャンネル登録者数:69万人(インスタグラムのフォロワー数:340万人)
ロニー・コールマンの経歴
- トレーニング歴3?年
- 大学時代はアメフト部に所属し、卒業後に警察官として働いていた時に同僚に身体を大き くするためにジムに通うことを勧められ、筋トレを始める
- その恵まれた体格と素質を見込んだジムのオーナーからボディビルダーになることを勧め られたことからその道を歩むようになり、世界最高峰の大会と言われる「ミスターオリン ピア」を1998年から2005年まで驚異の8連覇
- 以前から患っていた椎間板ヘルニアの悪化により、2007年に競技を引退、股関節が人工 関節になってしまうも、現在もジムで熱心にトレーニングを続けている
ちなみに、ロニーさんが8連覇を達成した時のトロフィーの授賞式にはシュワちゃんも立ち会ったんだよ!
大会成績
- 1990 Mr. Texas (Heavyweight & Overall)優勝
- 1991 IFBB World Amateur Championships (Heavyweight)優勝
- 1997 IFBB Grand Prix Russia優勝
- 1998 Mr. Olympia優勝
- 1999 Mr. Olympia優勝
- 1999 Joe Weider’s Pro World優勝
- 1999 IFBB Grand Prix England優勝
- 2000 Mr. Olympia優勝
- 2000 IFBB Grand Prix England優勝
- 2000 Joe Weider’s Pro World優勝
- 2001 Arnold Schwarzenegger Classic優勝
- 2001 Mr. Olympia優勝
- 2001 New Zealand Grand Prix優勝
- 2002 Mr. Olympia優勝
- 2002 Grand Prix Holland優勝
- 2003 Mr. Olympia優勝
- 2003 Russian Grand Prix優勝
- 2004 Mr. Olympia優勝
- 2005 Mr. Olympia優
でも実は、彼はプロになって2年目から4年目の間はコンテストで全く優勝できなかったんだよ。
そういう不遇な時代があっても決して諦めず、厳しいトレーニングを続けたからこそ、あれだけの大会で優勝することができたんだね。
ロニー・コールマンの筋トレ方法
つづいてロニー・コールマンさんの筋トレ方法について。実際にどのようなメニューの筋トレ方法を行っているのか見ていきましょう。
筋トレ方法①腕(上腕二頭筋)
- バーベルカールなら上部・下部の「ハーフレンジ」(関節部分の可動域を半分にして行う動作の意)と「フルレンジ」(関節部分の可動域を最大限に広げた状態で行う動作の意)の3つの動作をそれぞれ7回ずつ行う「21s」から始め、これを3セット行います。
- 上腕二頭筋のトレーニングで意識する(気を付ける)ことは、その部分を最大限に収縮さ せることです。これによりとても良いパンプアップ(鍛えている部位に血液が勢いよく流れ込むことにより、一時的に筋肉が大きく膨らむことの意)を得ることができます。
- シーテッド・ダンベルカールなら、高重量を扱うのではなく、筋肉を最大限に収縮させることができる重さで10回~12回を3セット行います。
- ケーブルクロスカールなら、マシンの中央に立ち、片方ずつハンドルを持ってカールします。
- やはり筋肉を最大限に(ウエイトが下に付くぐらいまで)ストレッチさせて、収縮させる(手が耳に付くぐらいまで)ことがポイントですので、重量は重要視しなくても良いです。
- 10回~12回を3セット行います。
まあロニーさんは元々パワーリフターだったから、種目によっては信じられないくらいの重量を扱うこともあるけど、そういう場合でもやっぱり基本に忠実にトレーニングすることを忘れない人だね。
筋トレ方法②胸
- バーベルとダンベルの2種類を使いますが、ウエイトが完全フリーとなっているダンベル の方がより筋肉を収縮させることができます。
- ベンチの頭側に角度を付けて行うインクライン・ダンベルベンチプレスなら、まず35kgで20回のウォームアップからスタートし、55kg/15回→60kg/12回→65kg/10~12回と重量を上げていく(計3セット)ことで確実にパンプアップさせていきます。
- 続いてのフラット・ダンベルベンチプレスは、ウォームアップは行わず、55kg/15回 →60kg/15回→65kg/12回と、計3セット行います。
- 次の足側に角度を付けて行うデクライン・ダンベルベンチプレスは、55kg/12~15回を やはり計3セット行います。
- そして、ダンベルフライも計3セット行い、35kg/12回→40kg/10回→2セット目と同じと 重量を上げていきます。
大胸筋トレーニングの基本種目として有名なベンチプレスを、きっちりと大胸筋の上・中・下部に分けておこなっているし、ダンベルフライもしっかりとターゲットとなる筋肉に効かせてるし!
ちなみに、この動画では映ってないけど、別の動画でロニーさんはインクライン・ダンベルベンチプレスで何と片手200kg・両手で400kgを持ち上げていたこともあったんだよ!
信じられないよね!
ロニー・コールマンの食事方法を紹介
ここではロニー・コールマンさんの食事方法について見ていきましょう。
オフシーズン(増量期)の食事内容は不明ですが、オンシーズン(減量期)では何と計9食を食べていたと言われています。
また、その中で彼が大切にしていたことは、ボディビルダーにとって最も大切と言っても過言では無いサプリメントのひとつであるプロテインよりも食事から栄養を摂取するということです。
そのため、筋肉を付けるのに必要な栄養素であるたんぱく質は主に卵白か鶏肉から摂っていたと言われています。そんな彼の競技選手時代の食事メニューは・・
競技選手時代のオンシーズンのメニュー
- 朝 1食目 シトルリン 3-5g
2食目 チーズ 3/4カップ、 卵白2カップ、 コーヒー - 昼 3食目 プレワークアウトサプリ、 シトルリン
4食目 鶏肉(784g) 豆1 1/2カップ 玄米1合 - 夕 5食目 シトルリン 3-5g
6食目 鶏肉(784g) ベイクドポテト
7食目 鶏肉(504g) ベイクドポテト、 フライドポテト、 レモネー - 深夜 8食目 ポストワークアウトシェイク
9食目 ホエイプロテイン
このメニューを見て判るように、9食のうちプロテインは最後のシメとしてわずか1回摂っているだけです。やはりたんぱく質は食事からが主と考えていたんですね。
でも、回数は多いけどそのほとんどがサプリ類だから、それを見たら「あ、減量期のメニューなんだな」っていうことが判るよ!
ロニー・コールマンのプロテイン
次にロニー・コールマンさん愛用のプロテインについて。
これも皆さん気になるところだと思います。ロニー・コールマンさんはプロテインについても動画をあげていますのでまずは動画をチェックしましょう♪
- ロニー・コールマン社「キングマス」
ダークチョコレート味
バニラアイスクリーム味
ストロベリーミルクシェイク味
<ポイント>
・1回分に30gの最高品質プロテインにクレアチンとグルタミンが配合されている
・トレーニング後、食間、就寝前に摂取するのがベスト - BSN社「シンサ-6」
・クッキークリーム味
・バナナ味
・バニラアイスクリーム味
・ストロベリーミルクシェイク味
・チョコレートミルク味
<ポイント>
・吸収スピードの異なる6種類のプロテインを組み合わせている
・味の種類が豊富
何と言っても「ミスターオリンピア」を8連覇するほどの実績の持ち主だから、当然、プロテインに関する知識も豊富だし、そういう意味ではインターネットで注文して購入する人も大船に乗った気持ちで安心して購入できるよね!
まとめ
今回は、ボディビルダーのロニー・コールマンさんをご紹介しました。
世界最高峰の大会と言われる「ミスターオリンピア」で前人未到の8連覇を成し遂げたロニー・コールマンさんのトレーニング法および食事法は、やはり常人ではとても真似することができないほどのストイックなものであることが判りました。
股関節が人工関節になってしまった現在でも、現役時代と同じように日々トレーニングに励んでいるあなたに元気と勇気をもらっている人は数多くいらっしゃいますので、これからも決して無理をせずに続けていって下さいね!